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【映画】とある少女の衝撃的な半生を綴った全米ベストセラー小説『 ガラスの城の約束 』

6月14日(金)より全国ロードショー『 ガラスの城の約束 』。発売から10年経った現在もなお、売れ続けている全米ベストセラー小説が映画となって帰ってきました。原作は作者自身の衝撃的な半生を綴った ジャネット・ウォールズ の自叙伝「The Glass Castle」。人々を魅了し続けてきた彼女の軌跡を、あなたもたどってみませんか?

幼少期に経験した過酷な生活ぶりが衝撃的

物語の主人公は、「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストの ジャネット・ウォールズ 。彼女は恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていました。しかし、ある仕事帰りにタクシーに乗っていると、車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇します。その男性は、なんと彼女の父・レックスだったのです。そんな出来事をきっかけに、幼少期の回想シーンがはじまり物語が幕をあけます。
本作の注目すべきところは、ジャネットがそれまで築き上げた華麗なセレブのイメージを一転し、まさに戦いとしか言いようのない過酷な幼少期の思い出を赤裸々に綴っていたという“意外性の高いところ”です。ホームレスの両親に育てられたジャネットの衝撃的な生活ぶりを目の当たりにしたら、きっとあいた口が塞がらないことでしょう。是非、自身の幼少期と照らし合わせてみてください。

自由奔放な両親、そして恐ろしい祖母の存在

作品の主軸を支えるのは、社会一般のルールをものともしない、ラジカルな生きかたを選んできたウォールズ夫妻の存在です。
「いつか家族の為にガラスの城を建てるぞ」ジャネットの父 レックス はそんな夢を持っていました。そして母 ローズマリー は時間さえあれば絵を描き続ける天真爛漫な名もなきアーティスト。彼らは定職につかず4人の子どもを巻き込んで、本当の意味で自由気ままに暮らしていました。
父 レックスは家や財産がなくても、子どもたちに夜空の星をプレゼントしたり、詩的な世界の広がりを教えるロマンティックな一面をみせます。しかし、突然酒にのまれて暴力的でクレイジーなダメ男へと変貌したりと、起伏の激しい側面も持ち合わせています。
そんなレックスにも逆らえないものがありました。それは祖母 アーマ。彼女は、彼にとっておぞましい存在でした。ジャネットは、レックスが祖母に関するつらい過去を背負っていることに気づいてしまい、父親に思いを馳せます。そんなジャネットたちの細やかな心理描写にも注目です。

どんな家族にもある“純粋な愛情”を感じとれる

彼女の自叙伝の中で最も驚く部分は、痛ましく辛い暮らしをしているにもかかわらず、最終的には「家族の深い愛」が描かれているところ。「他人に何を言われても自由に生きろ」父 レックスがジャネットに放ったセリフの1つ。忘れかけていた何気ない人生の教訓ワードが、観る人の心の奥につき刺さります。
本作は、単に「毒親」や「育児放棄」などにカテゴライズできない正邪併せ持つ両親像が具現化されていますが、子どもをうまく育てる術を知らない両親の暗い過去が垣間みえるからこそ、簡単に憎んだり捨てたりできない子どもたち側の葛藤が浮かび上がる、感慨深い家族映画だといえるでしょう。

「私たち兄弟は大変な時期を乗り切って、喜びを探してきた。そして自分たちの話を発表することにした。どうやって私たちが試練をくぐり抜けることができたのかを共有できれば、自分でもやれるって感じられるでしょ?」
(自叙伝「The Glass Castle」を執筆した経緯 -ジャネットへのインタビュー-から抜粋)


いかがでしたでしょうか。
ちなみに本作の主人公 ジャネット を演じるのは、アメリカンヒーローのキャプテン・マーベルも記憶に新しい、アカデミー賞®最優秀女優賞を受賞したブリー・ラーソン。
そして、脚本・監督を手掛けたのは、2013年『ショート・ターム』にて監督を務めた デスティン・ダニエル・クレットン です 。その2人が再タッグを組み、観る人の心を震わせる感動のヒューマンドラマを届けてくれます。
家族関係や人間関係にアンビバレントな感情を抱いているかたに、一歩前へと進む勇気をくれる、そんな気持ちにさせてくれる作品です。是非劇場にてお見逃しなく!

映画情報
『ガラスの城の約束』
監督: デスティン・ダニエル・クレットン
脚本: デスティン・ダニエル・クレットン、アンドリュー・ラナム
原作: ジャネット・ウォールズ 「ガラスの城の約束」(ハヤカワ文庫)
出演: ブリー・ラーソン、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ
©︎ 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
提供: ファントム・フィルム / カルチュア・パブリッシャーズ
配給: ファントム・フィルム
原題: The Glass Castle | 2017年 | アメリカ映画 | 英語 | 127分 | スコープサイズ | 5.1ch
http://phantom-film.com/garasunoshiro/