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【映画】絵画から抜け出してきたような登場人物が織りなす禁断の愛の事件「チューリップ・フィーバー」

10月6日(土)全国公開『チューリップ・フィーバー』は、禁断の恋に落ちた既婚女性と無名の画家の愛と裏切りを描いています。「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい!」という原作者の想いから生まれた世界的ベストセラー小説の映画化した本作品をご紹介します。

愛を貫くために…才能と引き換えに、すべてを花に賭ける

舞台は、スペインから独立して「黄金時代」と呼ばれた17世紀オランダ。人々は、投資や収集に熱を上げており、中でも”絵画”と“チューリップ”が2大ブームでした。希少な品種の球根一個が邸宅一軒分に値したと言われる世界最古のバブル経済「チューリップバブル」がピークを迎えていました。
親子のように年の離れている裕福なコルネリスと結婚したソフィア。二人の間に燃えるような愛はなかったが、孤児となり修道院で育った彼女にとって、それは初めて味わう豊かで安定した暮らしだった。夫は優しく特に不満もなかったが、彼が切望する跡継ぎができないことが、唯一の悩みでした。
そんな中、夫が夫婦の肖像画を、無名の画家のヤンに依頼します。キャンバス越しに見つめ合うヤンとソフィアが、恋におちるのに時間はかかりませんでした。若く情熱的な画家と、許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、ある計画を思いつきます。しかし、ヤンが二人の未来のために、希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから、運命が狂いはじめて──。

名画を生んだドラマティックな時代

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』より – (C)2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

物語の舞台は、スペインから独立して経済的な繁栄を極め、「黄金時代」と呼ばれた17世紀のオランダ。好景気に浮かれた人々は、投資や収集に熱をあげていました。
その中でも、“絵画”や“チューリップ”が2大ブームでした。他国では考えられないことですが、オランダは庶民であっても絵を購入し、自身の自宅に飾ったそうです。
この時代、アムステルダムだけで700人もの画家がおり、筆一本で食べていくのは大変なので、他に商業を持っているケースが多く、フェルメールも画商という職業を兼任していました。
本作品では生き生きと描かれているドラマティックな時代を背景に、フェルメールの絵画から抜け出したような登場人物が物語を紡ぎ出しています。

勘違いと嘘が生む思いがけない結末

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』より – (C)2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

清楚だが身の内に秘めた女性を体現しているソフィアには、『リリーのすべて』でアカデミー賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。感謝はあるが愛はない結婚から逃げ出し、禁断の恋へと身を投げようとする女性を大胆かつ繊細に演じています。
突き進むだけの無謀な若い恋の切なさと美しさを、ロマンティックに演じている画家のヤンには、『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーン。ハリウッドでも傑出した演技力と存在感を放ち、観るものを虜にすること間違いなし!
恋に落ちた既婚女性と無名の画家の愛と裏切り。勘違いと嘘が生むミステリーとラブストーリーを微妙なバランスで配し、ソフィアが書いた筋書きが思いがけない結末を、ぜひスクリーンでお確かめください。

映画情報
『チューリップ・フィーバー』
10月6日(土) 全国ロードショー
監督:ジャスティン・チャドウィック
脚本:トム・ストッパード
原作:デボラ・モガー
出演:アリシア・ヴィキャンデル、デイン・デハーン、クリストフ・ヴァルツ、ジュディ・デンチ、カーラ・デルヴィーニュ、ザック・ガリフィアナキス、

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