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【アート・イベント】京極夏彦と志水アキがルドンの関係を読み解く!『鉄鼠の檻』

2018年11月24日(土)に ​ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)では、「ルドン ひらかれた夢―幻想の世紀末から現代へ」展の開催を記念し、小説家・京極夏彦氏、また京極夏彦氏の小説のコミック版を描かれている漫画家・志水アキ氏をお招きし、トークショーを開催します。


京極夏彦氏
本展は、オディロン・ルドンをはじめ、ルドンと同世代であった印象派のモネやゴーガン、イケムラレイコや鴻池朋子など日本の現代美術、岩明均『寄生獣』や押見修造『惡の華』など日本のマンガを含む約100点を展覧するものです。ルドンは、想像上の生物「キマイラ」を描く上で、葛飾北斎の『北斎漫画』に登場するような、日本の妖怪図を参考にしたと考えられます。また、ルドンが描いた幻想的な世界は、日本の現代の作家にも息づいています。
東アジア怪異学会会員で、『水木しげる漫画大全集』の監修を務めた京極夏彦氏、「百鬼夜行シリーズ」のコミカライズを手掛ける志水アキ氏に、ルドンが描く怪物と、日本の妖怪、ルドンを連想させる「目玉」の表現によって展開する奇想のマンガ作品とのつながりを、『鉄鼠の檻』(*注1)の舞台となった箱根でご紹介頂きます。

■トークショー「京極夏彦×志水アキ もっと!つながルドン!」概要
「眼」に強い関心を持ち、妖怪や気球など様々な形で「眼」を表現したルドン。ルドンが描く奇妙な怪物と日本の妖怪の関係を、怪異小説家・京極夏彦と漫画家・志水アキが新しい視点で読みときます。ルドンから妖怪や一つ目の生き物が登場する日本のマンガのつながりについて、『鉄鼠の檻』の舞台となった箱根の地で大いに語ります!


志水アキ氏
【開催日時】2018年11月24日(土) 14:00 ~ 15:30(開場:13:30)
【講 師】京極夏彦(小説家)/志水アキ(漫画家)
【会 場】ポーラ美術館
【料  金】無料(ポーラ美術館の入館券が必要)
【定  員】着席:250名 立ち見:50名
【参加方法】要事前申込*10月26日(金)11:00よりPeatixより受付。
http://polamuseum2018112401.peatix.com
*10月26日(金)11:00よりアクセスが可能になります。
*着席、立ち見ともに自由席。申込順とお席の場所は関係ありません。
*整列可能開始時間は13:00とさせていただきます。(整列開始前の列は無効です。)

*注1:『鉄鼠の檻』は京極夏彦氏の「百鬼夜行シリーズ」第4弾となる作品で舞台は箱根。古書店「京極堂」を営む中禅寺明彦が人の心の闇に巣食う憑き物(妖怪)を落とすことで奇怪な事件を解決する大人気シリーズ。

■「ルドン ひらかれた夢―幻想の世紀末から現代へ」展 概要

19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスで活動した芸術家オディロン・ルドン(1840―1916)は、印象派の画家たちとほぼ同じ世代に生まれながらも、全く異なる作風の絵画を描きました。本展覧会は、近年の研究をもとに、夢の世界に生きた孤高の幻想画家という従来のルドン像を超えて、様々な価値観が交錯する時代のなかで探究を続けたルドンの姿を捉えなおす試みです。さらに幻想や神秘の世界を追い求める現代作家との比較によって、ルドンの生み出した芸術の今日的な意義を検証します。
会  期:2018年7月22日(日)~12月2日(日)(会期中無休 ただし9月27日(木)はルドン展のみ休室)
主  催:公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館 


画像:オディロン・ルドン《Ⅲ. 不恰好なポリープは薄笑いを浮かべた醜い一つ目巨人のように岸辺を漂っていた》『起源』 1883年 岐阜県美術館蔵(展示期間~9月26日まで)