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アートで お花見 を楽しもう!vol.2

お花見

世界中のアートで、” お花見 “を楽しんでみませんか?

新型コロナウイルスも怖いですが、深夜3:00のテンションって怖いですね…(笑)

さてさて、勝手に世界各国をめぐりながらアートでお花見を敢行してしまった【アートで お花見 を楽しもう!vol.1 】に引き続き、vol.2 も世界のアートからみるお花見に焦点をあてて様々な作品をお届けしたいと思います!

皆さん、お花テーマにしたアート作品を鑑賞しながらインドアお花見を楽しみましょう〜。

in Japan(日本)

葛飾北斎「冨嶽三十六景 東海道品川御殿山ノ不二」 Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Boston. All rights reserved.

今年は、楽しく賑やかなお花見はできませんが…こちらの葛飾北斎「冨嶽三十六景 東海道品川御殿山ノ不二」ではそんなお花見の真っ最中!タイトルにもある「御殿山」は桜の名所であり、品川の海が一望できた眺めのいい小高い丘です。御殿山は現在の品川駅の近く!当時はすぐそばに海が見えたんですね…桜と海が楽しめるなんて贅沢だな♪ このようなふむふむとためになる豆知識や思わずクスッと笑える浮世絵の魅力を毎日伝えてくれる太田記念美術館のTwitter。新型コロナウイルスで閉館を余儀無くさてていますが、このような素敵な取り組みもされているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

in Italia(イタリア)

Via : Wikipedia

記憶にも新しい…2017年国立西洋美術館で開催されていた「アルチンボルド展」。16世紀後半ウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家ジュゼッペ・アルチンボルド。花や動物を用いた奇抜な絵…彼の名前を知らずとも、一度はどこかで目にしたことがある!という人も多いのではないのでしょうか?そんなアルチンボルドが描く肖像画のなかでも、最も有名な作品である「四季」。その中から「春」…耳にはシャクヤク、唇には赤色のバラ、若い女性と思われる人物像が表現されています。アルチンボルドが手掛けた他作品にも珍しい種の植物や動物を用いた作品があります…ぜひ、彼の作品をご覧になりながら小さな発見を楽しんでみてください。

in Swiss(スイス)

パウル・クレー -花ひらく木をめぐる抽象-(1925年)東京国立近代美術館所蔵 11/12Twitterより

音楽教師の父とオペラ歌手の母という音楽一家に育った、20世紀を代表するスイス出身の画家パウル・クレー。バウハウスの時代に黄金期を迎え、晩年はナチスの迫害と難病により困難な状況に陥り、60歳で没する直前まで絵を描き続けました。この作品は絵画全体から中心に向かって、暗色が明色へと変化していく様子が見て取れます…まるで暗闇の中で新たな命が生まれる瞬間のよう。そして、幾何学的な要素を含ませながらも、揺らめくように配置された色彩。柔らかな色合いがリズムを作り出し、静かで落ち着いた気持ちになります。ん?とはいえ「抽象的でわかんないわ!」となりそうなので…クレーが生涯に制作した9,500点もの作品のうち、約4,000点が収蔵されている「パウル・クレー・センター」。オンライン美術館から彼が手掛けた素描などもご覧になれます…時に素描は作品が生まれる過程を示してくれます。何故?どのようにして?そんな気づきを与えてくれる彼の沼にハマってみてください(笑)

in Austria(オーストリア)

グスタフ・クリムト《丘の見える庭の風景》 1916年頃 ツーク美術館蔵(カム・コレクション財団から寄託)

華やかな装飾性と世紀末的な官能性を持ち合わせ、今尚圧倒的な人気の19世紀末ウィーンを代表する画家、グスタフ・クリムト。写実的でアカデミックな画風から、劇場の装飾芸術において名を馳せ、金箔を多用した「黄金様式」の時代を経て、装飾的且つ抽象的な色彩と人物とを組み合わせた独自に画風を確立しました。可憐さや大胆さを兼ね備えた内面の魅力を引き出すような魅力的な女性像を得意としたクリムトですが…美しい風景画も数多く手掛けています。一見するとポスト印象派を思わせるような点描画のようですが、そこにあるのは自然をとらえる眼差しではなく、クリムト独自の装飾的で完結した構図。この機会に肖像画と風景画を見比べて共通点など探してみてはいかがでしょうか?

in Czech(チェコ)

妖艶な女性のイラストで私達を甘美の世界に誘い込いこむアルフォンス・ミュシャ。アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナーとして、多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作しました。星、宝石、花などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが特徴です。そんなこちらのミュシャの作品は『四季』シリーズの『春』だけを集めてみました!左から1896年、1897年、1900年です…どの時代もそのクオリティの高さに驚きを隠せませんが…それでいて作品の進化が感じられますね。そして!ミュシャの線画がミュシャ財団によってウェブサイト上で公開されており、無料ダウンロードして自分の好きなように塗り絵できるサービスを展開しています!おこもり生活にぴったり!ぜひチェレンジしてみてください。

 

長い旅路、お疲れ様でした。
日本を出国して4カ国を巡りながら、ご覧になられた美しいアート作品…いかがでしたか?

一斉に美しい花を咲かせる生命の息吹と、あっという間に散ってしまう儚さ…その刹那的に移り変わっていく姿に人生をなぞらえては、“趣”という独自の文化を持った私たちに大切なことに気づかせてくれる「お花見」。
来年は街路樹の桜に微笑みかけられるように命のための大切な選択をしてみてくださいね。

vol.3では…どんな国を巡ろうかな?楽しみにしててくださいね〜。

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お花見 アートで お花見 を楽しもう! vol.1