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生活空間に馴染みやすいアート作品! HANG × 奥誠之 × 佐賀建 への【Q&A】

4月1日(月)から6月3日(月)頃まで、ワインワークス南青山にて、Hang × 奥誠之 × 佐賀建 の3人展「Hang art!」を開催します。日々の生活空間に馴染みやすい彼女たちの作品は、パステルカラーの優しい色彩の絵画だけでなく、額縁を用いたピアスホルダーなど、私たちの生活に彩りを与えてくれます。今回、Hangとコラボレーション作家の奥誠之さんと佐賀建さんに【Q&A】を実施し、アートに根ざした活動のキッカケから、本展覧会の展示への意気込みを聞いてみました。是非、文章から作品に込められた想いなどを感じ取ってみてください。

Q:
現在のHANGの活動を教えてください。

A:
普段はマルシェやハンドメイドマーケットなどの屋外や広場などで開催されるイベントなどで、ハンドメイドピアスや額縁をリメイクした「額縁ピアスホルダー」を製作販売するほか、自分や友人の絵画作品も販売しています。そして、そこに通りかかってくださったお客様の出会いを大切にするとともに、もっとアートを家庭内やオフィスに気軽に取り入れていただけるようなお店作りを心がけています。

Q:
アートに根ざした活動をすることになったキッカケを教えてください。

A:
以前、私はロンドンに語学留学しており、現地で4件のお宅にホームステイしていました。
自分が巡ったどのお宅のインテリアにも、家主の個性を反映した素敵な雰囲気を醸し出しており、必ずと言っていいほど額装された写真や絵画などが壁に飾られ、そのようなアートを日常的に愛でることにカルチャーショックを受けました。
また、ヨーロッパでは日常の何気ない風景にアートが浸透しているのを感じる場面がとても多く、当時の出来事が私の心に深く刺さり、今の活動のキッカケになっているのではないかな?と思います。

Q:
額縁から額縁ピアスホルダー&ハンドメイドピアス、そしてアート作品の販売に至った経緯を教えてください。

A:
イギリスから帰国してしばらくして、ひょんなことから、マルシェで額縁を売る仕事をはじめました。
しかし、やはり日本には”額縁を壁に飾る”と言う文化が根付いておらず、額縁販売だけではなかなか苦戦する結果となってしまいます。そこで、額縁の中にアクセサリーを飾れるようにしたら、もっと身近な存在になるかもしれない、と思い付いて「額縁ピアスホルダー」の製作販売に至りました。そして、一緒にハンドメイドピアスも作るようになりました。
また、その頃SNSで繋がっている作家の方々がネットを通じて自分自身で作品を販売していたり、自分たちでギャラリーやスタジオを借りて絵画作品を売っていたりと、販売に対して模索している様子を目にすることがあり、それならば私も絵を描いて沢山の人が行き交うマルシェで売ってみよう!と考え、併せて自作の作品も売るようになりました。
特に美術系の学校などは出ていなく、専門知識などももないのですが、昔から絵を描くのは好きなので、自分が好きな感じで、かつ、お客さんにも喜んでいただけるような絵を目指して、日々楽しく描いて楽しく売らせていただいています。

Q:
ご自身だけでなく、他作家作品の作品を預かって、販売することについて…
本展覧会に出品される奥誠之さんと佐賀建さんもそのうちの作家さんですよね?
Hangさんからみて…奥さんと佐賀さんの作品はどのような空間にマッチすると思いますか?

A:
奥さんとは、SNSを通じて私の活動に興味を持ってくださり、そのご縁で絵をお預かりして販売するに至りました。
佐賀さんも奥さんを通してのご縁により、絵をお預かりして販売しています。
技術&学問的な事はあまり分からずで恐縮なのですが、、、
奥さんの絵は、複雑な色が使われていて、落ち着いた静かな雰囲気を醸しているので、白くて大きな壁に一枚だけ掛かっている感じが合いそうだな、と思います。
佐賀さんの絵は、すごくパキッと鮮やかな色合いが特徴的で、白い壁に飾るとすごく良いアクセントになります。私的には、北欧系のインテリアでまとめたお部屋の壁に飾ると絶対合う!と思っています。

Q:
奥誠之さんと佐賀建さんに質問です。
アートに興味を持ったキッカケ、アートを志した転機はなんだったのでしょうか?

A:
奥さん:
子どもの頃から美術館が好きで、気に入った絵を見つけると時間も忘れて観てました。絵以外のアートは、美大で勉強する中で興味を持つようになりました。

佐賀さん:
僕が生まれる前から母がデザインの仕事をしていたり、将来の進路を決めるような年齢のころ(12~15才くらいの頃に)兄が美大を受験していて、受験デッサンを観せてもらったりしていました。美術全般にごく身近に関われる恵まれた環境だったのですが、アートは誰も家族で未開拓のような気がして、自分がやってみようかな、という気持ちになり、その頃から絵画を通じてアート全般を志しました。

奥誠之さんの絵画作品

Q:
奥さんと佐賀さんに伺います。
作品制作時に大切にしていることを教えてください。

A:
奥さん:
自分にストレスをかけないことを一番に考えています。家での制作はいつも深夜。街が寝静まった時間が一番リラックスして絵が描けます。また暖かい日には公園に行って描いたりもします。

佐賀さん:
大切にしてることはリズムです。絵の中のある要素(例えば、大きさ、線、形、素材、色などなど)を繰り返したり、その時の気分で色彩を選びながら、経験上で見慣れない絵を想像して作っていくのがとても好きです。リズムは同じように繰り返すのではなくて、ランダムに繰り返しながら作りますが完成は簡潔な絵を心がけています。

佐賀建さんの絵画作品

Q:
最後に3人からワインワークス南青山での展示への意気込みや鑑賞者さんへのメッセージを聞かせてください。

A:
Hang:
今回は、マルシェを飛び出して素敵なダイニングバーでの展示&販売になります。南青山にお住いの方や働きに来られている方が、美味しいワインと美味しい料理を楽しむ中で、少しでも私たちの作品に目を向けていただき、ご自分のお部屋にこの絵を飾ったら、、、絵を壁に飾るのって気軽にできそうだな、、、などと自由に想像していただければ、と願っております。

奥さん:
絵は動かないので、映画みたいに起承転結を教えてくれるものではないです。けど、たしかにそこには情報や感情やストーリーがあります。それをそれぞれのやり方で見つけてくれたら嬉しいです。

佐賀さん:
飾ってある絵やワインをぜひお楽しみください。お気に入りが見つかることを祈ってます。

 

【作家プロフィール】

◉Hang
『Hang』は額縁をもっと身近に感じてもらい、日本の家の壁にアートを飾るきっかけを作りたい、と言う思いのもと活動しています。
突然、アートを飾ろう!と言ってもなかなか敷居が高かったり、どんな物を飾ったら良いか分からないと言う方も多いのでは、と感じて額縁ピアスホルダーなるものを製作しています。
自分の感性を使って額縁で壁を飾るのってこんなに素敵で楽しいんだ!それなら次はアートを飾ってみようかな。
こんな感じで、アートと私たちの日常との距離をもっともっと縮められたら良いなーと思っています。

◉奥 誠之 (おく まさゆき)

略歴
1992年 東京都生まれ
2010~14年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科
2014~18年 東京藝術大学大学院美術研究科
現在、働きながら絵描きとしても活動中。
展覧会、トークイベント、ワークショップなどに参加。

奨学金・受賞歴
2016年 石橋財団国際交流油画奨学制度にてパラオ共和国に滞在
2014年 武蔵野美術大学卒業制作優秀賞受賞

個展
2018年 「ドゥーワップに悲しみをみる」(blanClass, 横浜)
「細君の示唆」(東京藝術大学, 東京)
2014年 「南洋のライ」(art center ya-gins, 前橋)

主なグループ展
2018年 「ambivalence vol.7」(S.U.B STORE, 東京)
2017年 「遊び場の力学」(Cafe Hammock, 東京)

主なトークイベント
2018年 「絵のお話」(四谷未確認スタジオ, 東京)
「同時代のなにか#4」(春木聡 作業場, 東京)
2014年 「現在のアート2014 」(MITSUME, 東京)

◉佐賀建(さが たつる)

略歴
1991年 福島県福島市生まれ
2014年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業。
2014年 ドイツ語学校でドイツ語を約三ヶ月学習し一人で一ヶ月間ドイツ(フライブルク)へ行く。
2016年 再び一人でドイツ(ベルリン)へ一ヶ月ホームステイに行く。

・若手アーティスト三人のグループ展 「遊び場の力学(東京都三鷹市、2017)」
・福島県立美術館でワークショップイベント 「ワイエスの植木鉢(Workshop Mart ~ものづくりの庭~、福島市、2017)」
・個展「1ストローク 絵が描けない展(福島市、風花画廊、珈琲楓舎、2016)」
・合同展「イロウロ展(東京都小平市、武蔵野美術大学課外センター展示室、2012)」

 

展覧会情報

Hang × 奥誠之 × 佐賀建 3人展「Hang art!」

会期:4月1日(月)〜 6月3日(月)頃
会場:ワンワークス 南青山
営業時間:月曜日〜金曜日 16:00-23:30
定休日:日・祝定休(土曜日は、不定期営業)
HP:https://wineworks.jp/