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開館記念展『 見えてくる光景 コレクションの現在地 』【会場レポ】

見えてくる光景 コレクションの現在地

2015年より新築工事のため休館していたブリヂストン美術館が、2020年1月にアーティゾン美術館として開館しました。これまでブリヂストン美術館として65年以上にわたって培ってきた伝統を引き継ぎながら、新しい方向へ踏み出す第一歩となる開館記念展「 見えてくる光景 コレクションの現在地 」をご紹介します。

アーティゾン美術館とは?

2020年1月にブリヂストン美術館が館名を変更し、新しい美術館として開館したアーティゾン美術館。時代を切り拓く創造性を提案し、ブリヂストン美術館の軌跡とDNAを礎として、公益性を高めて未来をつくる美術館として誕生しました。新美術館のコンセプトは「創造の体感」。単に観賞の場を提供するだけでなく、見る、感じる、知ることにより作品の創造性を体感し、そのインスピレーションが新たな時代を切り拓くきっかけを与えてくれます。
休館中も収集活動を続けてきたコレクションは約2,800点にも及びますが、本展覧会は選りすぐりの約206点により構成され、今という時間が過去と未来をつなげ、人間の歴史を編んでいく営みをあらわしています。

見逃せないコレクション

会場では、古代から21世紀までにわたる創造の軌跡が示す、美術家たちの造形を生み出す瞬間に立ち会えることでしょう。「創造の体感」をテーマに、第1 部では近現代美術を一望し、第2 部では古今東西の美術を7つのテーマで掘り下げています。 2つの異なる視点により、ブリヂストン美術館を代表する作品として長らく愛されてきたモネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソなどのコレクションに新たな光を当てています。さらに休館中も積極的に作品収集に取り組んだコレクションから、モリゾ、カサット、ボッチョーニ、カンディンスキー、ジャコメッティ、松本竣介などの作品を約31点初公開しています。

未来の美術館を体感してみよう!

古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、現代美術など、素晴らしいコレクションはもちろんのこと、ぜひ足を運ばれた際には建築・デザインにも注目してみてください。多様化する作品に対応できるようマルチユースな空間は開放的で、それでいて現代的で温かみあるデザインが採用されています。また、施設全体には最先端のIT技術を導入するなど美術館のすべてを高い次元で一新しています。ぜひ、作品鑑賞を楽しみながら進化していく未来の美術館を体感してみてはいかがでしょうか?

編集部からのひとこと

この展覧会の評価
会場の広さ・快適度
(5.0)
作品群のボリューム
(5.0)
展覧会グッズの充実度
(5.0)
総合評価
(5.0)

まきたそ

新しい方向へ踏み出す第一歩として様々なジャンルの美術作品が目白押し!その文脈を捉えやすいように構成されていてあっぱれでした!今後、広々としたスペースを生かした大型作品の展示など…私の期待は膨らむばかり♪ 唯一残念だったのは…会場に休憩スペース?みたいなところがあるんだけど、そこから見下ろす景色が絶賛工事中のビルの一角で、これも何か美術館が仕組んだ意図なのかしら?と考えあぐねいても答えが導けなかったことです(笑)
展覧会情報

開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」

会期:2020年1月18日~3月31日
会場:アーティゾン美術館
住所:東京都中央区京橋1-7-2
JR東京駅八重洲中央口徒歩5分
開館時間:10:00~18:00(2020年3月20日を除く金〜20:00)※入館は閉館30分前まで
休館日:月(2020年2月24日は開館)、2月25日
HP:https://www.artizon.museum