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未来と芸術展 :AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか【会場レポート】

未来と芸術展

現在、六本木・森美術館にて開催中の『 未来と芸術展 :AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか 』。5つのセクションで構成され、100点を超えるプロジェクトから、豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何かという根源的な問いにつなげます。そんな社会や人間の在り方を鑑賞者と一緒に考える展覧会をご紹介します。

近未来の人間像を考察するための展覧会

未来と芸術展

ヴァンサン・フルニエ 《「マン・マシン」シリーズ》 2009年-2010年

最先端のテクノロジーにより大きく変化し得る私たちの近未来…AIやロボット技術により、私たち人間は労働から解放され、自由を謳歌するバラ色の未来を想像することもできます。しかし、その一方では人間がそれらのテクノロジーに支配され、隷属する未来像を提示して警鐘を鳴らす言説も存在します。本展覧会では、そう遠くない未来に暮らしを共にするかもしれない、利便性を追求しつつも環境に考慮した、想像力を刺激するアイテムやシステムを一足先に体験することができます。AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題からライフスタイル、さまざまな未来像を通しながら、どのような未来を作るべきなのか、またその場合の人間の在り方を鑑賞者と一緒に考えます。

グローバルな問題提起を行い、ジャンルを横断!

未来と芸術展
2020年を目前に国内外のヒト・モノの移動は加速し、国際的な視野から日本を見つめ直す必要に迫られています。本展覧会は、建築家、デザイナー、アーティスト、研究者が問いかける都市計画、環境問題、高齢化社会、さまざまな分野で進んでいる自動化など…現在私たちが直面する事象や、それに伴う未来の課題を提示し、議論する場でもあります。また、そのことから領域をさらに拡げ、扱う展示作品も現代美術のみならず、都市論や建築、デザインやプロダクト・イノベーション、バイオアートから映画、漫画まで、異色の展示物で構成されており、さまざまなジャンルを横断しています。「ちょっと現代美術が苦手…」という方にこそ多方面のジャンルを楽しみながら、改めて様々な課題と向き合う機会にしてみてはいかがでしょうか。

近未来の生活をイメージしたコーナーも!

未来と芸術展

ディムート・シュトレーベ 《シュガーベイブ》 2014年-

展示室内には近未来の生活をイメージしたコーナーがあり、私たちにとって身近な衣服や家具、照明や食物など、衣食住に関する作品やプロダクトを展示しています。そう遠くない未来に私たちが暮らしを共にするかもしれない、利便性を追求しつつも環境を考慮した、想像力を刺激するアイテムやシステムを一足先に体験することができます。また、ゴッホが自分で切り落としたとされる左耳を現代のバイオ技術で再現した作品が展示される「未来と芸術展」と上野の森美術館にて開催される「ゴッホ展」を相互にお得に入館できる「ゴッホ割」(2020年1月13日まで)や、未来を担う学生(高校・大学生)・子供(4歳~中学生)のグループを対象とした特別割引「未来人優待」を実施中。ぜひ、本展覧会をお得に鑑賞しながら、改めてさまざまな未来像を通して、どのような未来を作るべきなのかを考えてみてはいかがでしょうか?

編集部からのひとこと

この展覧会の評価
会場の広さ・快適度
(5.0)
作品群のボリューム
(4.0)
展覧会グッズの充実度
(2.0)
総合評価
(4.0)

まきたそ

SF好きの私としてはエモい展覧会…テクノロジーの進化は人類の脅威になると恐れられてるけど、逆にサポートしてくれるような気がするし、それを利用する私達自身の“人間の本質”自体が問われるから、「いいのかもしれない!」と考えることができました。私は新しいコミュニケーションかたちやそれによる喜びが増える気がするんだけど、同展覧会を鑑賞した人達とそんなことを一緒に考えたり、語り合ったりしてみたいな♪と思います。
展覧会情報
未来と芸術展 :AI、ロボット、都市、生命─人は明日どう生きるのか
会期:2019年11月19日~2020年3月29日
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
電話番号:03-5777-8600
開館時間:10:00〜22:00(火〜17:00)
休館日:会期中無休
料金:一般 1800円 / 大学・高校生 1200円 / 4歳〜中学生 600円 / 65歳以上 1500円
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/future_art/index.html