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【レポート】 カルティエ、時の結晶

現在、東京六本木の国立新美術館にて開催中の『 カルティエ、時の結晶 』。カルティエの作品は、これまで日本国内では、1995年、2004年、2009年の展覧会を通して紹介されてきました。本展覧会では、1970年代以降の現代作品に焦点を当てながら、その創作活動におけるメゾンが築き上げてきた、革新性、現代性、独自性、歴史を背景に紹介する世界でも初めての試みです。綺麗だけでは決して語り尽くせない作品がご覧になれる本展覧会をご紹介します。

1970年代以降の現代作品に注目!

カルティエは、1847年ルイ=フランソワ・カルティエがパリにてジュエリーのメゾンを開き、ハリー ウィンストン、ティファニー、ブルガリ、ヴァン クリーフ&アーペルと並んで「世界5大ジュエラー」と呼ばれることもある、ハイジュエリーブランドです。
カルティエの作品は、これまで日本国内で、1995年、2004年、2009年の展覧会を通して紹介されてきました。さらに1989年以降、日本だけでなく世界各国の主要美術館においてそのコレクションが展示紹介されてきたことは、数あるメゾンの中でも特筆されることでしょう。
本展覧会では、1970年代以降の現代作品に焦点を当てながら、その創作活動におけるメゾンが築き上げてきた、革新性、現代性、独自性、歴史を背景に紹介する世界でも初めての試みです。
また、会場構成を手がけるのは杉本博司と榊田倫之による「新素材研究所」。「旧素材こそ最も新しい」という理念のもと、伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ、「時」を意識しながら回遊する展示空間で新たな鑑賞体験を提供します。

「時間」をテーマに想像力に溢れた美の秘密に迫る、3つの章構成

「時の間」につづき、「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章で、カルティエのイノヴェーションに満ちたデザインの世界を探求します。

「色と素材のトランスフォーメーション」

第1章展示風景
《ネックレス》カルティエ、2017年 個人蔵

カルティエの作品を特徴づける豊かな刺激的な色彩、一方で繊細なニュアンスのある色調など、優れた芸術と知識を駆使した色の世界を一望できる章になっています。サファイア、エメラルド、ルビーなどが散りばめられているネックレス…よくよく見ると葉っぱや果物の彫刻を施されています。

「フォルムとデザイン」

第2章展示風景
《ネックレス》カルティエ ロンドン、特注品、1932年、カルティエコレクション

デザインを通して本質を引き出す試みを紹介するこの章では、建築や偶然性をも作品に昇華させる革新的な発想力を取り上げています。エメラルドは「結婚」や「家庭円満」のお守りとして人気のパワーストーンなのだそう。どんな方が身につけられていたのか気になりますね!

「ユニヴァーサルな好奇心」

第3章展示風景
「タイガー」モティーフの作品

世界各地のデザイン様式や文様から着想を得たものや、動植物をテーマにしたジュエリーを展示しています。
ネックレスをはじめ、ブレスレットやリングなど、虎のかたちをしています。威厳と力強さを併せ持っているその表情に注目してみてください。

結実したカルティエの宝飾

《ネックレス》カルティエ、2018年 個人蔵

壮大な時間を経て生成され奇跡的に見出された宝石と、世界各地の文化や自然物など万物から着想を得たデザインが、卓越した職人技術によって結実したカルティエの宝飾。それは世界の縮図であり、地球や文明との時空を超えた対話であるといえるでしょう。色彩や線、フォルム、伝統を継承しつつも、宝飾界に新しい風を吹き込みつづけるカルティエの想像力に溢れた美の秘密をご堪能ください。

展覧会情報

【情報】

「カルティエ、時の結晶」

会期:〜12月16日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
休館日:毎週火曜日 ※ただし、10月22日(火・祝)は開館、10月23日(水)は休館
観覧料:一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円、中学生以下無料
開館時間:10:00〜18:00(毎週金・土曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで)
展覧会HP:https://Cartier2019.exhn.jp/

会場構成:新素材研究所©️N.M.R.L. / Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakiba
トップビジュアル:《ネックレス》2018年 デイヴィッド&レイラ・セントナー蔵