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【レポート】『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』

現在、Bunkamura ザ・ミュージアムでは『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』が開催されています。産業革命期に英国随一の海港都市として栄えたグラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレル。本展覧会はバレルが収集した良質のフランス絵画を中心に計80点の名画を展示。そのうち75点が初来日です。海運王の夢が託された名画を巡る本展覧会をご紹介します。

世界屈指のコレクションが奇跡の来日!

船舶の売買で大成功して「海運王」と称されたウィリアム・バレルは、約9000点にも及ぶ古今東西の芸術作品を集めてコレクションを築きました。1944年、彼は膨大なコレクションのうち数千点もの作品をコグラスゴー市に寄贈。しかし、その条件として当時深刻な社会問題となっていた大気汚染の影響が少ない郊外に展示すること。そして、英国外に貸し出さないことが提示されました。本展は、美術館「バレル・コレクション」が閉館中だからこそだからこそ実現した展覧会です。

アートを愛するバレル、その魅力を伝えたリード

15歳で家業の海運業を手伝い、24歳で父親の跡を継いだバレルは、少年の頃から美術品に関心を持って収集し、自身のコレクションに囲まれながら暮らしました。少年の頃からビジネスの世界に身を置いたバレルが、癒しを求めて収集した彼の自慢の絵画群。そんな素敵な絵画作品を数多く彼に紹介したのが、グラスゴー出身の画商アレクサンダー・リードです。リードは、バレルやグラスゴー在住の美術愛好家に同時代のフランス美術を紹介した人物。画家ゴッホの弟で画商のテオ・ファン・ゴッホと一緒に暮らしたこともある敏腕画商。本展覧会の序章では、巨匠ゴッホがリードを描いた肖像画も展示されているのでチェックしてみてください。

ドガの初期作品 《リハーサル》 を見逃さないで!

様々な来日作品から特に注目して欲しい作品は、バレエをテーマにしたドガ 《リハーサル》 です。
繊細かつ大胆な図面と色彩が美しい本作品は門外不出の作品です。X線写真によれば、最初柱を描いていた部分を塗りつぶして指導者を描いたのだそうです。それが絵画の右奥で立っている赤い洋服の男性であり、バレエ『ジゼル』を生み出した指導者なのだそう。一つの絵画作品からいくつもの事柄を読み解くことで、時を超えたロマンを体感することができるでしょう。

撮影可能エリアや特設グッズもあるよ!

会場には撮影可能なエリアも用意されており、美しい名画をあなただけのカメラショットでおさめてみてください。特設グッズではドガ 《リハーサル》のバレリーナをレイアウトした、可愛いトートバッグやグラスなどもおすすめです。写実主義から印象派への旅を楽しむような構成です。ゴッホ、ルノワール、セザンヌ、クールベなど、数々の巨匠の絵画が展示されている本展に足を運んでみてはいかがでしょうか?

展覧会情報

『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』

会期:2019年4月27日(土)~6月30日(日)
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00迄) ※入館は各閉館の30分前まで
休館:*5/21(火)、6/4(火)のみ休館
HP:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_burrell/