【What's New】新着記事をみてみる

【レポート】『モネ それからの100年』

7月14日(土)から9月24日(日・休)まで横浜美術館にて『モネ それからの100年』が開催されています。印象派を代表する画家クロード・モネが手掛けた初期・中期・後期までの絵画作品と、モネ絵画の特質・独創性を引き継いだ後世の作家たちによる作品から、新たな魅力を再発見できる本展覧会をご紹介します。

色彩と筆触からモネの息遣いを感じて

 

クロード・モネが代表作「睡蓮」の制作してから約100年…ゆらめく光や大気の一瞬をとらえて、躍動する曲線や響きあう色彩で、今尚生きつづけているモネの芸術は、 今日生きる私たちを魅了してやみません。ひたすらに風景を見つめて描きつづけたモネの絵画作品は、風景にもぐり込んでいくようなクローズアップな作風で、キャンパスを超えてどこまでも続いていくように思わせます。こうしたモネ絵画から抽出された特質・独創性は、現代の作家たちにも引き継がれています。本展覧会では、モネの初期・中期・後期までの絵画約30点に加え、後世代の約30作家の作品群を一堂に展覧し、両者の時代を超えた結びつきを明らかにしています。

モネと後世代の作家によるコラボレーション

鋭敏な観察力と感受性を持ちながら絶え間なく変わりつづける風景を表現し、現代作家の出発点として位置付けられているモネの斬新な絵画表現は、現代アートの出発点として位置付けられています。モネは尽きることない創造の泉として、彼に影響を受けた後世代の作家たち。ポップアートの有名な巨匠たちの作品だけでなく、現在活躍中の現代アーティストによる作品に注目してください。その中でも、経過時間によって様々な表情を見せられたモネによる『睡蓮』から、“時間”に触発されて横浜の都市を描いた福田美蘭さんの絵画や、キャンパスを超えてどこまでも続いていきそうな小野耕石さんの版画など、それぞれの自由な視点で捉えたモネに注目してみてはいかがでしょうか。

本展覧会の見どころ

 

時代を超えて、人々を魅了し、刺激するモネ絵画。モネと後世代の作家による作品を比較しながら鑑賞することで、印象派を超えて現在にまで繋がるモネ芸術の深みに触れられます。また、会期中はギャラリートークやワークショップだけでなく、タイアップグッズがモネの特設ショップにて販売されたり、近隣のカフェやレストランではインスピレーションを受けたお料理が提供されるなど、鑑賞だけではない楽しみ方も模索できることでしょう。是非、後世代のアーティストだけでなく様々な出会いにより、再びモネの魅力が再発見できる展覧会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

美術展情報
『モネ それからの100 年』
会期:2018年7月14日(土)~9月24日(月・休)
会場:神奈川県横浜美術館

時間:10:00~18:00
(入館は閉館の30分前まで、9月14日(金)、9月15日(土)は、20:30まで)
休館日:木曜(8月16日は開館)
公式サイトhttp://monet2018yokohama.jp

合わせて読みたい記事
モネの世界を堪能できる他美術展とワークショップをご紹介!